このブログで紹介している恵那山・落合コースは、2017年現在、指導標などは整備されておらず、「一般的な登山道」ではありません。

2017年6月4日日曜日

2017年6月4日 恵那山 落合道

2017年6月4日 落合道 一年ぶりの落合道
去年(2016年)の今頃行われていた、堰堤工事ももう終わって、林道を奥まで入れるかと
期待したけれど、「別の工事」が始まっており、やはり40分の林道歩きをすることとなった。

登山口に到着してみると、去年は無かった指導標が設置されている。
「この辺り」は「オコン平」と言うらしい。
もう笹刈りもされて「登山道のひとつ」として整備されたのだろうかと期待してみる。
(事前のgoogle検索ではそのような情報は出てこなかった)
また道の状況からして、どなたかも笹刈をされているようであるが、
オコン平の指導標以外には新しいものはなく、笹の状況は昨年の印象とほぼ同じであった。

今日は、1700m「倒木の平」まで。
ここの看板が笹のなかに落ちているのを発見。
落ちていたので昨年気がつかなかったのかもしれない、
1500mの「上の庭園」を過ぎた辺りから、かなりしつこい笹藪となってくる。
笹というより、「竹」と言いたいくらいである。
鎌を振り回す腕が痛くなってきたので、刈るのは諦めて、道形がわかるように、へし折る作戦にしてみた。丈高の顔の前に被さってくる笹は完全に骨折するまでおりまげ、若芽は刈るという作戦。へし折りがどれだけ効果があるのかわからないが。
 しかし、あまりに密な藪になってくると、それさえももう諦めて掻き分けて進むだけになるのだが、いかんいかんと少し戻り、多少なりとも、「足跡」を残すべくジタバタしてみる。振り返って、ほんの少し道形がわかると少しほっとするのである。

そのような丈高の藪のひとつを通過した後、マダニが腕についていた。
昨年、前宮道で食いつかれて取れなくて、病院へ行く羽目になり、また、死亡率の高い
マダニ感染症が怖いので、もとより肌は出していないが、首などにつかれると厄介なのでカッパを着ることにした。

2015年に、ujtさんが付けられたと思われる、ピンクのテープはいくつか落っこちていたり
テープもかなり劣化しはじめていた。そんなこともあろうかと、テープを用意していったのだったが、車に置きっぱなし・・・・。

倒木の平ら付近を少し広めに笹刈して下る。

激藪地帯を仮に延長500mと仮定して、
一時間10メートルで作業4時間で、40メートル。10人工で400m
・・・・・・重機(草刈り機)の導入を真剣に考えてはじめている。
「上の庭園」で休んでいると、
柔らかく差し込む木漏れ日とさえずる鳥たち、頬をなでてゆく風・・・
「庭園」というには、まことにみすぼらしいけれど、
なににも代えがたいひと時である。
静寂を破るのは本意ではないが、エンジン音も高らかに笹薮を切り開き、
振り返るのは気持ちいいだろうな。

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